不倫疑惑から風俗勤めが発覚
妻の不貞行為

妻の浮気調査を進める過程で、風俗店で勤務している事実が判明する調査事案が増えています。

不倫と風俗店勤務の同時進行事案

妻の浮気調査を進めていくうちに、風俗店で働いる事実が判明するケースは年々増えてきています。
不倫の証拠収集と同時に風俗店勤務が発覚する浮気調査事案では、アルバイト先である風俗店の大半が「デリバリーヘルス（デリヘル）」になります。

不倫妻が風俗店で働く理由

不倫妻の風俗店勤務が増えてきている理由としては、以下のようなものが考えられます。

• 単純に性欲が強い
• 男性への依存性が高い
• 不倫相手との交際にお金が必要
• 派手な遊びを覚えた
• 離婚を視野にお金が必要
• 貞操観念のタガが外れた
• 何らかの事情で不倫より前に風俗店で働いていた

勤務先がデリヘル店であることが多い理由

妻が勤務する風俗店のジャンルがデリバリーヘルスであることが多いのは、不規則になる勤務可能時間や三重県の風俗事情によると考えられます。
名古屋まで足を伸ばせられるのであれば、様々な風俗ジャンルのお店がありますが、三重県の風俗店の大多数がデリヘルになりますし、店舗型風俗店だと身バレ・顔バレの危険性が増すことがデリヘルが選ばれる理由でしょう。

三重県のデリヘルは現金日払いであることが多く、収入を隠せるといった意味でもデリヘルが手軽となるのかもしれません。
また、不倫することによってラブホテルへ入る抵抗感も薄くなります。

不倫ではなく風俗店勤務の事案

妻の不倫を疑って浮気調査を依頼したが、実際は風俗店勤務だったことが判明したという調査ケースは珍しくはありません。
風俗店で働くきっかけが何であったのかは想像するしかありませんが、大多数が高額収入が目的だと思われます。
勤務可能時間帯が日中である場合、店舗型の風俗店の場合、名古屋辺りまで出ないと思ったように稼げないことから、デリヘルが主体となっています。
ただ、実際に高額収入が得られるかは別の話しで、人妻系デリヘルに在籍する大半の女性が稼げていないのが実態です。

不倫と間違いやすい待ち合わせ型の人妻系デリヘル

勤務先の風俗店が「人妻系の待ち合わせ型のデリバリーヘルス」の場合、予約が埋まるような人気嬢で、入れ替わり立ち代わり男性客と待ち合わせてラブホテルにいくというケースでない限り、デリヘルの調査に慣れていない調査員が担当した場合、通常の不倫と間違ってしまうかもしれません。

男性客との待ち合わせ場所もラブホテルの前であるとは限らず、近くのデパートやスーパー、ホームセンターや公園などの駐車場の場合、デリヘルの待ち合わせであると確信を持つのに調査日を要することもあります。

離婚を希望すれば認められる可能性は高い

勤務先がヘルスであったとしてもデリヘルだったとしても、風俗勤務の証拠が揃っていることが前提ですが、離婚を希望する場合、高い確率で離婚は認められるでしょう。

本番行為（性行為）はしていないし、お店でも本番行為は禁止されているので不貞行為ではないと反論されたとしても、不貞行為の有無以前に性的サービスを行うことを前提としたお店で働いていることで、夫婦関係の継続は難しいと判断される傾向にあります。
また、離婚を認める判例も複数あります。

以下は、東京地裁で平成28年3月にあった裁判で、ホテヘルに勤務していた妻が風俗勤務は認めたものの、本番行為（性行為）はお店から禁止されていたから不貞行為ではないと争った内容の判決文で、妻の言い訳を否定している内容のものです。

社会一般の常識に照らせば、夫婦の一方が他方に秘して、不特定多数の第三者に性的サービスを提供する業務に就くこと自体、相互の信頼関係を根底から破壊する行為といえ、上記の権利又は法的保護に値する利益を侵害するのであるから、それがいわゆる不貞行為に該当するかという議論に意味がなく、妻の主張は失当といわざるをえない。

浮気調査コラム 筆者紹介

探偵 矢橋克純

探偵社ガルエージェンシー伊勢湾・三重・名古屋駅西代表
ガル探偵学校名古屋校校長
ガルエージェンシー代理店統括事業部

出演テレビ番組多数
ラジオ番組コメンテイター、各種雑誌にて連載を執筆中

地域に根を張った探偵・興信業務を行い、東海・近畿地区には独自のネットワークが確立されており、特に三重県内での調査には絶対の自信があります。

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